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桜が咲くときに、君に愛の囁きを…

第2章 出会い

『あなたはどうして、私が入院している事を?』


「いつも見ているんだ…いつも窓から見てただろ?」


『窓からは嫌ってほど見たことあるの、この桜…』


「お前、名前は?」

『私は…沙羅。あなたは、醍亮でしょ?』


「何で知ってる!!?」


『醍亮が毎日私を見てるように、私も醍亮をずっと見てた…』



サワッ…



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