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少し微笑んでみせると、火神君は手を引いた。
「緑間君、ボクも全力で緑間君のこと助けますから。どんどん頼ってくれてもいいんですよ？」とボクは緑間君に約束した。

ダメだ、さっきは泣いてしまったけど、本当に火神君が他の奴に優しく触れていたら泣くどころの騒ぎじゃなかったな。
緑間君のことを、尊敬してしまう。
よくここまで耐えられたねって。

だから、全力で助けようと思うし、火神君が背中をさすっているのも許せる。
これは同情じゃない。
もっと深い、必然的な何か。
言葉にするのは難しいですが…。