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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。


今は、そう、いないのだ。彼女は!
どうする高尾…!!!!

あれだって真ちゃんが黒子んとこ行くかどうかを窺うための嘘だし、今までそんなことを言ってこなかったからバレないと思っていたのに…!

「会うっていつ会うの?」

オレは焦りを感じさせないように、平然と笑いながら言った。

今日とか言われたらオレはおしまいだ…。

「今すぐ会うのだよ」

……………。
どうする?どうするオレ。

彼女なんていませんでしたー♪なんて今更言えるわけねぇ……。

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