俺のウサギちゃん
第18章 約束
夏休みの終わりになり実家に帰る頃、祖母はようやく体調を取り戻し退院することが出来た。
「俊ちゃん、すっかり逞しくなって見違えたわ。」
祖母は、僕が首から掛けてある御守りを目ざとく見つけた。
僕は、みみちゃんの事を祖母にも打ち明けた。
「みみちゃん、僕のこと…嫌いになっちゃったのかなぁ…。」
「俊ちゃん、そんなことないわよ。何かあったのかしら?心配だわね。
でも、もし運命の人ならまたきっと会えるわ。どこかでまた会えると想うとドキドキするわね。」
祖母に、そう言われるとそんな気がしてきた。
「御守りだけど、ウサギさんの中にしまえるようにしたからね。」
祖母は、ウサギの縫いぐるみの背中の中を、チャック付きの袋状にしてくれた。
僕は、みみちゃんを忘れたく無くてウサギの縫いぐるみを、みみちゃんと名付け背中に御守りをしまった。
それっきり、みみちゃんには会えないまま、実家に帰ることとなった。
「俊ちゃん、すっかり逞しくなって見違えたわ。」
祖母は、僕が首から掛けてある御守りを目ざとく見つけた。
僕は、みみちゃんの事を祖母にも打ち明けた。
「みみちゃん、僕のこと…嫌いになっちゃったのかなぁ…。」
「俊ちゃん、そんなことないわよ。何かあったのかしら?心配だわね。
でも、もし運命の人ならまたきっと会えるわ。どこかでまた会えると想うとドキドキするわね。」
祖母に、そう言われるとそんな気がしてきた。
「御守りだけど、ウサギさんの中にしまえるようにしたからね。」
祖母は、ウサギの縫いぐるみの背中の中を、チャック付きの袋状にしてくれた。
僕は、みみちゃんを忘れたく無くてウサギの縫いぐるみを、みみちゃんと名付け背中に御守りをしまった。
それっきり、みみちゃんには会えないまま、実家に帰ることとなった。
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