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俺のウサギちゃん

第19章 追憶の御守り

ランチを食べているみみこは、目が合うと首を傾げニコッと笑う。


あの時の、みみちゃんの面影と重なる。


みみこは、覚えていなくても俺の気持ちは変わらない…。


あの時の、みみちゃんの言葉に感動して今の自分があると思っているんだ。







昼からは、部活がある俺と勇介と藍川は、みみこを残して、学校に行くことにした。


「みみこ、部活が終わったら迎えに来るから、一緒に帰ろう。」


「ありがとう。待ってるね。」


…あの時も、待ってると言ったのに…。

何だかな〜…気が滅入りそうだ。






「俊くん…?どうかしたの?」

「いや、何でもない…。そういや、みみこのアドまだ聞いてなかった。聞いてもいい?」


「もちろん!フルフルする?」


「LINEか?待ってスマホ出すから。」


スマホをだし、LINEを登録し合う。


「LINEにメルアドと携番も一応載せとくから、みみこのも載せといて。」


「はーい。部活頑張ってね。じゃ後でね。」





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