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俺のウサギちゃん

第5章 やり切れない想い

**俊side**

あの教室で、友達の勇介を待ってたんだ。


いつまでも来ない。


勇介の奴、俺との約束を忘れて彼女と先に帰りやがったなー。



まぁ、明日でもいいか。



何て思いながら、ウトウト眠たくなって寝てしまった…。


俺は、夢を見ていた。


小さい頃の夢。


みみちゃんと一緒に遊んで幸せだった夢…。



「みみちゃん、大好き〜。ぎゅう〜」


そう言ってたっけ。


仲良しになった、みみちゃんが俺を置いて居なくなる夢は、何度も見ていた。



最後は決まってこう叫ぶ…。


「みみちゃんッ‼︎」

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