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俺のウサギちゃん

第22章 俊の家

「みみちゃん…ダメ?測らせて〜?お願い〜!」


透子さんみたいな凄まじい美人のお願いに、ノーと言える人居ないでしょ?


「はい…あたしなんかでよければ…。」


あたしは、そう答えてから後悔した。
脱ぐって…何処まで…?



「ぜーんぶ脱いで〜、と言いたいトコだけどとりあえず服だけ脱いで頂戴。採寸するから。」


あたしは恥ずかしいケド、下着姿になって採寸をお願いした。



「女の子は、やっぱいいわぁ〜。あたし、娘が欲しかったのよ〜。みみちゃんみたいな、可愛い娘が欲しいわ〜。」



「あはは〜…。」


あたしは、下着姿が恥ずかしいやら、採寸される気恥ずかしさやらで、まともな会話にならず愛想笑いになる。


「俊ちゃんも、昔は可愛かったのよ〜。ほらっ、この写真見て〜!」


透子さんは、フォトフレームを手渡した。写真には、二人の子供が写ってた。


一人は俊くんの面影の男の子。もう一人は、ワンレンの可愛い女の子が、ウサギちゃんのぬいぐるみを持っている写真だった。





えっ⁈
この女の子……。





それは、紛れも無くあたしが夢で見た、あの女の子だった…。



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