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俺のウサギちゃん

第27章 お客様感謝祭 Ver.2

「 みみこが俺のだって印を皆に見せるのはイイんだけど、昨日ヤッてたんだ見たいな目で見る奴もいるからな。これに着替えた方がいいよ…。だろ? 」


「 やだ…俊くん、そう言う事言わないで…。」


俊くんの言う通りだ…。

変な目で見る人もいるはずだよね。

あたしの為を思って、服をとりに行ってくれた理由を聞いて、申し訳なくなり縮こまってしまった。


「 みみこは、そういう所がニブチンだからな。」


「 むっ…どうせニブチンですよ。俊くんみたいに、キスマークの点検なんかしないもん。てか、よく考えたら俊くんのせいじゃん! 」


「 …だな。はははっ! 」


笑って誤魔化すなー!


まったく…でも、こんなのつけたままバイトしなくてよかった〜。

一応…感謝かな?


「 俊くん…ありがと。服を…取りに行ってくれて。」

「 おう! 」


俊くんは笑ってあたしの手を取り、ベッドから起きるのを手伝ってくれた。


「雪乃さんが髪も巻いてくれるって。準備出来たら、来てってさ。じゃ、俺は先に行ってるからな。」


「うん。分かった。」


小さく手を振ると、俊くんは気取って敬礼して答えてくれた。



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