テキストサイズ

俺のウサギちゃん

第10章 告白

…何か暖かい

あたしの手

誰かに握られてる

包みこむような大っきな手

何か落ち着く…


…あたし


どうしたんだっけ

…起きなきゃ



恐る恐る目を開けて見た…




えっ…⁈


すぐさま目をつむる
何で?何で⁈


あたしは


俊くんに手を繋がれていた。



「みみこ…?」



俊くんは


あたしの大好きな


よく響く低い声で


あたしの名前を呼んだ…。







俊くんに、名前呼ばれてる…///。









でも、あたしは

この、手を繋がれてる状況に

パニックで

起きることができなかった…。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ