
日常だったりする
第2章 4/8
放課後
宮田「富岡ー!(俺の名字)
今日の見学に来てくれた子に
出す和菓子足りると思う?」
俺「足りるんちゃう?」
宮田「おい、適当言うなよw
新入部員欲しくないん?」
俺「欲しいけどさー、
茶道部にそんな人が集まるわけ…」
宮田「え、あれ!」
俺「ん?え…おい加藤その子たち」
加藤「今日の見学者連れてきたー」
俺「10人も…何で…」
加藤「耳かせよ」
俺「何これどーなってるん?」
加藤「お前の写メ見せて
こんな先輩居るよー言うてたら
釣れた♡」
俺「釣れた♡ちゃうわぁぁあ
何してんねん!」
加藤「声でかい!
ほら、お前黙ってたら、
黙ってたら、かっこええやん」
俺「黙ってたら2回も要ります?
まぁええわ、お前ら今日の
チャンス逃すなよ…
笑顔振りまいとけ!」
「「「「おう!!」」」」
俺「皆、来てくれてありがと!
中入ってええよー
今から普段やってること
見せるから座って(最大のスマイル)」
「やば、イケメンやない?」
「爽やかイケメンすぎワロタ」
っしゃあぁ!!(小さくガッツポーズ)
宮田「やるなお主…」
俺「まぁな☆ お前も黙ってたら
そこそこ美人やねんから
あの男子3人に話しかけてこいよ」
宮田「はぁ?…分かった」
加藤「和菓子足りるな、良かった」
俺「そーいや、真鍋は?」
加藤「宣伝してる」
宮田「男子3人も来てくれて
嬉しいわー!今日は気楽に
見てってな(渾身のスマイル)」
「あ、はいっ!」
「なぁ今の人綺麗やったな」ボソボソ
「ほんまな」ボソボソ
俺「ほう…w」
宮田「(ドヤ顔)」
俺「はいはい。
じゃあ茶点てよかー!」
