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美智子「…」


真宙と目が合い
気恥ずかしさから目を逸らし
わざとぶっきらぼうな態度をしてみせた
美智子

だけど真宙には美智子の照れが
伝わっていたようで…


美智子「…！！」

真宙「お望みなら続きするよ」

美智子「…ッ」


美智子の太股に触れながら
唇を寄せる真宙

触れているから美智子の気持ちはわかる
はずなのに真宙はわざとらしく
聞いてきた


真宙「続き、する？」

美智子「…いっ…いい…」

真宙「…」

クロ「ニャ～」

美智子「あっ、クロ」

真宙「…」


邪魔するように
家の庭にクロが現れた
クロは開けてくれと言わんばかりに
ガラスを
爪で引っかいた


クロ「ニャー！！ニャー！！」

美智子「ちょっと待って、今開け…る…
えっ！？」

真宙「…」

美智子「何？」

真宙「いい事考えた」

美智子「いい事って…あっ！？」