無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あれから一週間がたってわかった事


宮澤部長は社交的でみんなから慕われる人で、部下の事を大切にしてるという事。



風邪気味の先輩が居たら声の変化で気がついて栄養ドリンクを渡してたり



ミスをした先輩のフォローがスマートだし


何より人当たりも良く紳士的だから取り引き先との交渉はすごくスムーズで円滑




私は自分のデスクでそんな事を考えながら宮澤部長の事を見ていたらしく




「なーに見つめてるの？（笑）」




涼子さんにニヤニヤと言われた




「え？！///」



「あら？気づいてなかったの？（笑）みんな那緒ちゃんと部長はできてるって噂してるわよ？（笑）」




「ち、違います！！！」



ガタン！！



思わず大きな声で立ち上がってしまって椅子が倒れた




「わかったから（笑）」


涼子さんは笑いながら椅子をなおしてくれて、みんなの視線が集まる中、私は椅子に座った///





「で？那緒ちゃんは宮澤部長のことはなんとも思わないの？」



「…///」




「わかりやすいわね（笑）那緒ちゃんも、部長も（笑）」




「え？何がですか？///」