宮澤部長と私の関係性
第9章 悪戯
気がつくとみんな帰っていてデスクに向かうのは私だけだった
そんな中声をかけられて振り向くと
「部長…」
「今日は会議の時からずっとそんな感じですね?何かありましたか?」
「へぇっ?!な、何も…///」
どうしてこんなに勘が鋭いんだろ…//
「ふぅーん。ま、いいでしょう。その代わり今夜も付き合ってもらいますよ?」
私の腕を引っ張り立ち上がらせるとギュッと抱きしめて私の頭の上に顎をおく…
「あの…顎退けて下さい///」
「じゃあ、貴女からしてください?」
「え?」
少し身体を離して
目を閉じる部長…///
ココ…会社だし///
しかも部長室でもなくて…///
いくら誰もいなくなったからっていつ帰ってくるかと思うとドキドキする///
モジモジしてたら片目を開けてこっちを見る部長…///
「ん?ほら、早くしないと誰か来ますよ?」
もーー!!!!////
そっと部長の唇に触れるだけのキスをした
「甘いですね、コレで満足するとでも?」
クスクス笑う部長
「こ、こんなとこでこれ以上できません!!///」
私はパソコンを閉じて鞄を持つ
「私、帰ります///」
「あーもぅ。だから、今夜は帰さないって言ってるでしょ?」
鞄を持った部長は反対側の手で私の手を握るとそのまま歩きだした
「ちょっと…///」
なんて言ってるけどドキドキしてる私…///
そしてそのまま…
部長の家へと
向かった