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僕等の日常

第1章 プロローグ

なんで、こうなってしまったんだろう。


「相川、仕事しろ!」

「あ?無理に決まってんだろ。俺は大地と遊んでて忙しいんだからな」

「それより何故、風紀委員長が此処に居るんですか?此処は生徒会室ですよ?出ていってもらえますか?」

「何を馬鹿な事を言ってるんだ?出ていくのはお前等だろう?」

「あ?うっせぇな。俺等は生徒会だ此処に居て何が悪い」

「貴様!」

「もぉ~やめろよ!龍平も優希も!優希はなんで、出てけっていうんだよ~!」


なんで、生徒会室で風紀委員長と生徒会長+一般生徒が言い争ってんだろう。


「なぁ!美咲からも優希になんか言ってくれよ!」

「……先輩…大丈夫……なんで……」

「美咲。大地に話しかけられたからって調子に乗らないでね。」

「……わかってます……柊先輩…」

「わかってるならいいよ……美咲」


なんで、僕は生徒会に嫌われたんだっけ。


「あ!美咲、あとでいつもの時間にいつもの場所に来てね」

「……………わかりました」

「チッ  めんどくせぇ…黒須、飲み物。」

「……わかりました……相川先輩は……ブラック………柊先輩は……紅茶……時雨…君は……ミルクティー……晶君は……レモンティー……市川君は……コーヒー……?……あってますか?」

「「速く淹れて!」」  バタン


いつから、生徒会の皆とちゃんと話せなくなったんだろ。

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