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溺れる電車

第10章 15年後…。

小百合は深呼吸をした。

顔は2人ともソックリだけど、性格や好みは違う。


小百合は臆病だが、責任感がある。

咲良は穏やかでフレンドリー。


2人とも仲良くて、あんまり、私が怒ることもなくいい子達。


「じゃ、行きましょ」

「でも、なんで・・・、電車通学なの?」

「それはね・・・」



私は優人をみてニコッと笑ったら、

優人も嬉しそうに笑う。




「ん・・・?なに?」


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