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溺れる電車

第2章 狂う私。


・・・は?


ちょっと、昨日みたいなことは絶対しないって、

思ったのに。

なんで、コイツには抵抗できないんだ・・・。


あいつに手を引っ張られた。

無理やりで、口を頑張って閉じたけど、全然だめだった。


口に入ってきやがった。

くちゅ。くちゅ、やだ。


やだ。


やめて。


彼氏がいるのに。



「かばん、返してほしいんだろ?」




なにも言えなかった。

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