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あれから私達は……。

第2章 まるで新婚みたい

玲奈は、母親から渡された手書きのメモを見ながら、商品を手に取りカゴへ
淳弘は、カートをひたすら押し続けた。


「こうやって、一緒に買い物してると、まるで『新婚』みたいだな!」


その台詞を聞いた玲奈は、顔を真っ赤に染め、照れながら手に持っていた大根を淳弘の背中に叩きつける。

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