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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第35章 ☆*♪ X’mas short short *3*

「……陽菜?」

「あははっ、蓮せんせいってば……///」



蓮せんせいが首を傾げるから、ますます笑いが込み上げてきてしまう。



「どこか痛いの?って、小学生に言うセリフじゃないですか~~!
私もうハタチですよ?」

「…………!」

「ぷぷぷっ、だ、ダメだ~~///」



ツボに入っちゃって、体がプルプル震えちゃう。


心配してくれてる気持ちが一瞬で伝わったから、もうちっとも寒くない。


彼氏なんて、どーでもよくなっちゃったよ。




「……陽菜」




笑い続ける私を、蓮せんせいは不思議そうに見ていたけど




「……俺に、何か出来ることはある?」


「…………!」


「陽菜がもっと笑ってくれるなら、なんでもするよ」




優しく微笑みながら


蓮せんせいは、私の手に手袋をはめてくれた。

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