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心をあげる

第7章 あなたへ届け

タクは突然身体を折って泣きはじめた

目の前の美しい友人を見た。



マイカを遺して逝くなんて…

考えられない…

辛かったよな…リュカ。

俺が…お前の代わりに

マイカを幸せにできないだろうか…



「…!!」



タクはマイカを強く抱きしめ

思わずキスをしていた。



「ひっ…や…やめ…っ…」



「愛してるんだ…マイカ…

リュカとお前が

付き合い始める前からずっと…」



「いや…!離して…」



タクの唇は止まらない。

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