
妄想学院
第3章 保健室で健康診断
あたしが起きた時、
時刻は12:45だった。
真っ白なベッド。
たぶん保健室だろうなーって思ったら
案の定、そうだった。
白衣を着た保健の先生・細村先生
が顔を出す。
もちろん男の先生。
"どう、起きた?
失神するほど激しかった?(笑)"
あたしは苦笑した。
"せっかく保健室にきてくれてるし、
時間も中途半端だから
健康診断されてから
授業に戻ってくれる?"
と言われ、
「はい。」
と返事をした。
まさか、こんなことをされるとは
夢にも思いませんでした…。
