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再会の歌

第11章 新は知る







新があたしを好き……?





好き………っ!?





「別にすぐ返事はしなくていい。
ただ、一つだけ言えんのは……





初輝は春と一緒にいるより、俺といる方が幸せになれる」









「ちょっと……考えさせて」



あたしはそう言うなり、BARを出た。








外は雨が降っていた。

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