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再会の歌

第4章 彼の想い出

どうしたらいいか分からなくなって
ハルをまじまじと眺めてしまう。



金色だった髪は茶色になってて、昔みたいに立てるのではなく緩くパーマがかかっていて…

目は鋭いのに優しさが隠れてて…

鼻筋が通ってて…

小さな形のいい耳には控えめにピアスが揺れてて…




昔も昔で格好良かったけれど、


今はもう洒落にならないほど、格好良かった。

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