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再会の歌

第7章 新の家

「新、最初はすごい紳士だったのに、
実は口悪いんだね」


「うるせぇ。
初輝も、もうちょっと落ち着いた女の子だと思ってた」


「期待外れですみませんね」




新は車を運動しながら、あたしの話に付き合ってくれた。



口悪いのに優しいんだよな……


ん、なんか…眠い。




「眠いなら、寝てもいいぞ」


新が気をつかってくれる。


やっぱり、優しい……





そんなことを考えているうちに、
いつの間にかあたしは深い眠りに着いていた。

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