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再会の歌

第9章 揺れる想い


……き…、__…は…


初……、初輝…





聞いていると安心してしまうような
柔らかくて、少し掠れた声に呼ばれて目が覚めた。





「…おはよ、初輝」



私が瞼を開けるとすぐそこに、新の顔があった。


柔らかそう髪が寝癖でいつもより
パーマがかかっているみたい。




「おはよう、新」

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