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LAST SMILE

第18章 最後の歌









昨日も、
亜貴はあたしの部屋に顔を出した。


昨日は磯辺くん、武田くんも来て、
一緒にあたしを励ましてくれた。




そして、今、あたしは歩いてる。









お線香の匂いが鼻をつく。



天涯孤独で、
親も親戚もいない彼のお葬式はすごく寂しくて、



それでも、Blue skyのファンや、
男子校の生徒達、


中学時代の祐兎を知ってる人が沢山集まっていた。





そこには、
うちの学校の生徒も何人かいて、



その中には彩夏たち、
元Reesのメンバーもいた。



みんなが揃って喪服を着て、
椅子に座ってお経の音を耳にしている。



あたしはそんなしんみりした中を
ゆっくりと歩いていった。











「え・・・?」




「REIだ・・・」




「嘘。REIが来た」



「いないと思ったら・・・」




「え?でもREI、なんで・・・」




「あの格好・・・」












「麗華・・・」








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