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夜が明けても傍にいて。

第23章 ただ…好きなだけ。

「慎也…慎也の方が好きが強いなんてそんなこと無いよ。」


「…。」


「私だってすっごくすっごく好きだもの。」


「...俺は一度お前に振られてるからな。」



「あれは、好き過ぎて苦しかったの!
辛くて辛くて仕方無かったのよ!」


「……あの時俺、泣いたんだよな…。
悲しくて悲しくて朝まで眠れなかったんだよな…。」


「私だって眠れなかったわよ!」





「フッ…。」


フッ?…



「ほんと可愛いな、お前。」


え?



「わりぃ、ちょっとからかってみた。」



「……。」



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「明日、会社でな。」

「...うん。」



「毎日会えるのに離れる時はやっぱり寂しいな。」

「...///。」



「じゃあ…な。」

「うん、気をつけて…。」



「あ、…今度の休みシーツ買い足そうな?
これからもっと、今ある分じゃ足りなくなるぞ。」


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恥ずかしいけど…



期待しちゃう…。

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