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夜が明けても傍にいて。

第24章 恋の終わりと恋の始まり。

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私と慎也の恋。


二人の本当の恋は、始まったばかりだ。


ウキウキしていた昨日までの私と、
寂しんぼになっている今の私。




もうすぐここから見えるあの課長の席に
他の人が座ることになる。


眉間に寄った皺、考え込んでる表情、
パソコンに向かっている姿。


仕事をしている慎也もすごく大好き。


時々聞こえてくる声も社内では聞けなくなってしまう。


目が合った瞬間とか幸せだったな…。


給湯室や非常階段で誰にも見せられないようなこともしちゃったけど、もう会社であんなこと出来なくなるんだ…。



って、私、ほんとエッチになっちゃった。


慎也のせいだ…。











私はこの先…


慎也とずっと一緒に居たい。



その気持ちはあるのだけどお父さんと慎也、うまくいくのかな…?


実は、私のお父さん…一人っ子の私をかなり溺愛していて今まで歴代の彼を一度も認めたことが無いのだ。


今夜あたり実家に電話入れて彼氏が出来たこと、話してみようかな…。



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