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夜が明けても傍にいて。

第33章 番外編②

「本社の近くにもカツ丼の美味しいお店あるんだね♪」


「あぁ。」


「今朝はごめんね?寝坊しちゃって…。」


「いいよ。たまにはゆっくり寝かせてやろうと思って俺が目覚まし止めたんだから。」


「慎也…優しい。」


「毎日莉菜の身体を疲れさせてんのは俺だしな。」


「もうっ///慎也のエッチ!
どうして毎晩あんなに何回も出来るのか不思議で仕方ないんだけど…。」


「それは…莉菜を愛しすぎてるからだよ。

今だってここでシてっ、て莉菜が言うならすぐ入れられる元気はあるぞ?」


「ば、バカ!そんなこと言わないから!」









俺は…


この日を境に北崎さんを慕うようになった。


毎日手作り弁当を食べている時が一番穏やかな表情をする理由が良くわかった。


今までは食べることがそんなに好きなのかなと思っていたけれど





そんなに好きなのは、奥さんのことか…。







番外編②終わり♡

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