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夜が明けても傍にいて。

第39章 番外編⑧

美穂を更にきつく抱き締めた。


「本当はわかってるよ、美穂のそういう性格。」


「…幸太?」



「でも、どうしてその気持ちを今話してくれたの?」




「幸太が---…。」


「俺が…、何?」











「好きだから。」








な…//



な…///



なんなんだ、このズキュン攻撃は/////…。




「だ、だけど…」


だけど?





「滅多には言わないから!/////」



そう言って俺からガバッと離れて風呂場に向かった美穂。


そんな可愛い最愛の人をこのまま追いかけない男が世の中に居るだろうか…。



俺は勿論、美穂の後を追った。




さっきの余韻に浸りたくて行ったのに…









風呂場のドアを開けた瞬間、


「ちょっと、入って来ないでよ!
幸美が目を覚まして誰も居なかったら泣くじゃん、傍に居てあげて!」





………。




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