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「莉々奈、綺麗だろ？」


「慎莉、その持ち方は危ないぞ？」



さっきから慎也は二人と花火に夢中…。



おーい、貴方の愛する莉奈様が
ここに居ますよー…。



……。




－－－－－－－－－－－－－－－

－－－－－－－－－…。



「じゃ、最後に線香花火で四人で勝負だ！」


「勝負だ！♪」



線香花火対決は花火を終える前に、我が家で必ずやることだ。


高齢になったハナも縁側から見守っている。




「よーい、ドンっ！！」


慎也の掛け声でスタートした。






「うわっ、これヤバイな…。」

「パパの、もう落ちそうだよ…。」






「「「「あー－－！！！落ちるー！！！」」」」