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夜が明けても傍にいて。

第40章 番外編⑨

お庭の片付けは二人に任せて
私は莉々奈を見ながらキッチンの片付けをしていた。





その頃---



…………………………………………………


……………………………。




「ねぇパパ?」

「何だ?」



「ママ、元気なかったね?」

「…そうだな…。」



「原因…わかってる?」

「…女心と秋の空だろ…。」



「パパ…さっき、わざと僕とパパの線香花火が
早く落ちるようにしたでしょ?」





「…お前…すげーな。

さすが、俺の息子だな。」

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