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教室に着くと、クラスの半分ぐらいの人がきていた。

その中には、爽くんもいた。

友達と仲良く、話す姿に、なぜだかわからないけど、“ドキッ”としてしまった

「あっ、おはよ。葵ちゃん」

「爽くん、おはよ」

ドキドキしながら、私は答えた。

「なんか、チョーいい雰囲気」

「そっちの二人も、おはよ。えっと…名前は…」

「私は、宮ノ越 由希だよ。よろしく。」

「私は、西野 香奈だよ。今池 爽くんだよね。」

「なんで知ってる…
あぁ、昨日先生が俺の名前連呼してたなぁ」

「真生、もしかして俺有名人？」

「もしかしなくても、有名人だから」

爽くんの隣の黒髪の男の子が話す。