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この馬鹿!...好きだ

第5章 放課後

じーっとみてると


アイツが早足でこちらのほうへ向かってくる


「おい」


俺の前で止まったと思ったらなんだよ
この鬼みたいな顔は


『鬼みてぇ...』

うわ!ちょ..口に出しちまった...


「朝は...悪かった」


『え!?あ、あぁ』

いきなりでびっくりした~.....


「お前、怪我してないか?」

『大丈夫だよ。それより...俺は"おい"でも"お前"でもないですからね?(ニコッ』








今、なんで俺...動揺してんだろ

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