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とある中学生の…恋(?)

第2章 入学式

迷った…。

今日は、私がこれから通う
中学校の入学式。
教室に行こうとしてたんだけど…
どうしよ。

「ちゃんと校内案内見とけば良かったな」

そう呟いた時、後ろから声がかかった。

「何組なの?」

私がはっとして振り返ると、そこには男の子がいた。

上靴の色が同じだから、同学年。

「えっと…A組。」

「あ、俺もA組。これからよろしく!っと、教室行かないと。一緒行こ!」

「え?あ、うん」

これが、私と彼の出会いだった。

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