無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　圧し広げられる入り口だけでなく、その中も、奥も卑猥な音を奏で震え続ける。

　もう何時間、零一の熱を咥え込んでいるかわからないのに、蜜は溢れて止まりそうにない。

　それどころか、零一の言葉通り、離したくないとでも云っているかのようにきつく締め付けていく。

　それが零一の熱を刺激し続け、まるで私の本性を暴くかのようにその扉を激しく叩く。

「あっ、んっんんっ……はぁ、あぁっあっ……」

　喘ぎは掠れ、でも、懇願する。

　いつしか、揺さぶられながら深く繋がれる体勢を自ら取り、強く引き寄せていた。