双子のお兄ちゃん
第13章 決断
私はあれから翠にぃに言われた言葉から いろいろと考えた
私は……
翠にぃも……
蒼にぃも……
2人とも大好き………
これは 何があっても変わらない……
翠にぃがいなかったら………
私はずっと……
決められずにいたよ………
『…瑠璃………このままじゃ俺たちは前にすすめないんだ…このままじゃ…瑠璃の“恋人”にもなれないし…“お兄ちゃん”にも戻れない……瑠璃が迷ってくれてるのは、俺たちを本当に好きでいてくれてるからっていうのは…わかる……どちらかを選べば……どちらかがいなくなってしまう……瑠璃は…それが怖いんだろう?………』
『……瑠璃……大丈夫だから……俺は…瑠璃がどちらを選んでも……ずっと…傍にいるから…いなくなったりしないから……だから…瑠璃……素直になれよ…』