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双子のお兄ちゃん

第1章 プロローグ




「瑠璃、そろそろ帰ろうか」


「…うん…」


私が 名残惜しそうに野原を見つめていると


「また来ればいいだろ?」


「そうだよ。瑠璃、また来よう?」


そう言って 翠にぃと蒼にぃが手を差し出した



「うん!私、蒼にぃと翠にぃだ~い好きぃ!」



私はそう言って 笑顔で2人の手を取った




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