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*世界で一番愛する人へ*

第5章 *待ちに待った帰国*

ひ「…和也………」



『ひな…』


間に合ったのかはわからない。
でも、ひなが顔を上げたとき、俺らは着いた。


そして、目が合った。



『ひなっ!』

ギュッ


俺は思わず、ひなを抱きしめた。

これまで、ずっとやりたかった事を。

やりたくても、できなかったことを。

我慢していたことを。

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