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危険な俺様教師

第12章 サプライズ

夏休みに入って早々坂口に呼び出された私は、教科書等を鞄に詰め込み、嫌々家を出る。

そして待ち合わせ場所のレンタルSHOPの駐車場まで歩いていき、坂口が運転する黒のワゴン車の助手席のドアを開け、乗り込んだ。

サングラスをかけた坂口が、缶コーヒーを一口飲み、私に珍しく笑顔を見せる。


「今日も時間通りに来れたじゃん!よし、出発するぞ」

「……」


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