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危険な俺様教師

第12章 サプライズ

坂口と出会ってから、彼の意外な一面を何度も見せられた私は、戸惑いを隠しきれずにいた。

そして苺と生クリームたっぷりのバースデーケーキを堪能した後、テレビを点ける。


「…もう21時か。呑気にテレビ観てる場合じゃないな。家の近くまで送ってやるよ」


坂口は、点けて間もないテレビを消し、ライターと煙草をズボンのポケットの中に入れ立ち上がる。


「…今日は、これで終わりですか?」

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