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危険な俺様教師

第7章 優しい一面

「お前、寒いのか?」

「…少し」

「そんな薄着してるからだろ。4月っつても多少なりとも朝晩は、冷えるんだから上に何か羽織れるもの持ってこねぇと風邪引くぞ」

「…はい」

「はぁ~ ほんと、お前はバカだな」


坂口は、溜め息をついた後、自分が羽織っている薄手のパーカを脱ぎ、それを菜緒に羽織らせた。

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