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エロいランジェリーの女達

第3章 黒い女

あれは三ヶ月前のいつもの朝だ。


「んじゃ、いってくる」


「聡、ちょっと待て」


三つ年上の妻のマコが眉間にシワ寄せ財布を差し出した。


「あ…」


「キミはサザエさんかっ⁈」


パシッと財布で頭を叩かれ、そのまま俺に財布を突き出した。



「へへ…」


俺は苦笑いしてそのまま家を出た。


まあよくある朝の一コマである。


いや、あっただ。






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