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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第7章 お前のフォローは俺がしてやる

「だ…ダメ!」

蘭がグイッとむぅの腕を引けば、バランスを崩し掛けたむぅが慌てて音羽を床へと降ろす。


「何でよ⁈ 」

楽しんでいた所を邪魔されて、音羽はかなり不機嫌だ。


「そんなにやって欲しいならお姉ちゃんがやってあげるから!」

そう言って音羽を抱き上げようとする蘭。

だが、身長も体重もそう変わらない妹を抱き上げられる訳もなく、

「きゃーっ⁈ 」

「重い〜」

潰れるように2人して床にしゃがみ込んだ。


「……お前ら何やってんの」

怒鳴る音羽に、平謝りの蘭。

そんな2人を呆れたように見ながら、むぅはどこか楽しそうに笑っていた。


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