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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第8章 思い切り泣かせてやるよ

「コスプレ喫茶とか、良くね?」

「うちの親父、忘年会で河童タイツ履いたわ〜」

お化けのコスプレへと傾きかけるクラスメイト。

(おばっ、お化け…むむむ無理〜)

家の中でも暗闇が怖い蘭はブルッと身体を震わせた。

それを見逃さなかったむぅは口端を意地悪く歪める。


「なぁ、お化け屋敷…やんない?」


シン─────…と静まり返る教室内。

蘭だけが、目を大きく見開いて、今にも失神しそうになっていた。

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