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禁断×恋

第26章 番 外 編 ⑨

「翔ちゃん、どこ行くの?」
「いいから、ついて来て」
俺が聞くと、翔ちゃんはそれだけ言って、また黙って歩いた。


10分くらい歩いたかな?
あるお店に翔ちゃんは入った。

「あれ?優妃!」
優妃?優妃ちゃんの事?
「翔くん!?って!大野さん!」
振り向いた優妃ちゃんは、翔ちゃんに驚いて、俺に驚いて、立った。
「何でいるの?」
「翔くんこそ……今日、遅くなるんじゃなかったの?」
「遅くなるよ」
おぉ
ちゃんと連絡したんだ……
さすが翔ちゃん!

「あぁ……
大野さんとのむのね……」
「ごめんね、優妃。今日は、優妃と一緒には無理かな。」
「大事な話をするのね……
わかった。私、帰るね。」
「ごめんね」
はやい!凄いわ………

ん?ていうか、大事な話するんだ………

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