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禁断×恋

第8章 *事故*

和「……優妃ちゃん」
『翔くんは、私に関する事全部を忘れちゃったんですね。』
和「忘れてないと思うよ。」
『え?』
和「きっと、いつか思い出すと思います。
2日後には退院だって。」
それじゃあ、翔くんの家に、私のものがあったらマズいよね。


私は、考えて、あることを決意した。



『………二宮さん。』
和「はい。」
『私……














翔くんが私の事を思い出すまで、翔くんに会いません。
連絡もしません。
翔くんが、思い出してくれるまで…』
やっぱり、ツラい。

今の私には、翔くんのいない毎日なんて、考えられない。
でも、翔くんが、思い出してくれるまで、待つ。

和「……いいの?それで。」
『そうしなきゃいけないと思うんです。』
和「……わかった。」
『それじゃあ。』
和「うん。またね。」

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