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Destiny

第7章 新生活

シャワーを浴びて冷蔵庫の中を覗いてみる


人んちの冷蔵庫
勝手にあけるのは抵抗あるけど、いろいろ使っていいって言ってくれたし…


スポーツドリンクを見つけコップに注ぐ


一杯いただこうっと



ソファに座ってため息をつく


あ、加奈子に連絡しようかな

『おはよー(*^_^*)

 災難は続く…

 アパート燃えたよ(T_T)』

送信っと


コップを片づけるのに立ち上がるとスマホが鳴った


あっ加奈子だ

反応早っ


『結衣いまどこにいんの?何があったのよ?燃えたって火事?いつ?』


加奈子は早口で何個も質問をぶつけてきた


夕べ帰宅したら火事になってたこと

偶然その場に居た知り合い?の家に
居候することになったこと

を説明すると

『バカっ』

えっ?何でぇ~

私悪い事してないのに…


『なんで昨日すぐに連絡してこなかったのよ!連絡してくれれば迎えに行ったのに!』


あっ、心配してくれたんだ…

続けて加奈子の家においでと言ってくれた

でも加奈子は彼氏と一緒に暮らしてるし、邪魔しちゃ悪いからと断った


『知り合いって?』

「同じ職場の人だよ。」

『そう、なら大丈夫なのかしら?何かあれば連絡してね。仕事に戻るわ』


加奈子が忙しい中、電話してきてくれたことがありがたかった


電話を切ってまたため息


出かける支度しようかな




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