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Destiny

第8章 再会

竜司さんの車でちょっと離れたショッピングモールへ


道中、竜司さんには翻弄されっぱなしだった


ただ車に乗ってただけなのに無駄に疲れたような…



「何見たい?」

「えっと…」

「遠慮しなくていいんだよ?」

そう言われましても
やはり遠慮はしますって!

いや?待てよ

いっそのことホントに欲しいもの
手当たり次第言ってみようか

さすがに竜司さんも動揺するんじゃ…


「ま~た考え事?」

竜司さんが体を屈めて私の顔をのぞき込んでいた


ち、近いって!


竜司さんのきれいな顔が目の前にあり、慌ててしまった

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