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Destiny

第12章 ご対面

お店についてDVDを見る

サスペンスものを借りることにした

「夜ご飯はどうします?簡単なものにして飲みながら見ますか?」

「いいねぇ」

「じゃあ、簡単なおつまみも作りますね」

「よろしく~」

お店を出ると竜司さんの背中にぶつかった

「いきなり止まらないでくださいよっ」

竜司さんの視線の先を見ると、そこには佐々木さんが居た


「竜司く~ん、どういうことなのかな??」

ニヤニヤしながら佐々木さんが言った

竜司さんは大きなため息をついた

「さて、説明してもらおうかな」

佐々木さんが一歩近づいてきた

えっと…

険悪な雰囲気ではないよね…?

佐々木さんは笑顔だけど、竜司さんは気まずい顔をしていた

「職場で説明するよ」

「えーっ。今聞きたい」

佐々木さんはまるで駄々っ子のようだ

「池内さん、これから皆でお茶しない?」

「えっ…?えーっと…」

何て言っていいのかわからず返事に困ってると、竜司さんが私の方を向いて言った

「ごめんね。ちょっとだけ拓也も一緒にいいかな?」

「はい。私は構いませんけど」

私達はそばにあったカフェに入った

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