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禁断×短編

第8章 お嬢様×執事達

校門の前でいつものように海里を待つ。




海里は、私の執事で専属運転手をしてくている。




「リリカお嬢様」




名前を呼ばれ、顔を上げると
そこには海里がいた。





「お迎えに参りました」




そう言って、綺麗にお辞儀をする海里。



「いつもありがとう、海里」





すると、海里は私の顔を覗き込んだ。




「大丈夫でございますか?」





「え?」





「元気が無いような気がいたしまして・・・・・・」






眉を下げ心配そうな顔をする海里。





「大丈夫だよ、帰ろう?」





海里に心配をかけちゃいけないと思い、私は笑顔を作り車に乗り込んだ。





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